築地教会聖堂外観


 1874年、築地に聖ヨゼフを守護聖人に仰いだ教会が、マラン師により設置され、1878年(明治11年)、オゾーフ大司教により立派な聖堂が建てられました。その聖堂は関東大震災で焼失してしまいましたが、ゴシック・スタイルの木骨煉瓦造りで、内部にはサラセン調の装が施された、大変見事なものでした。
大震災から三年たった1926年(大正15年)11月、新聖堂(現在のもの)が起工し、翌1927年(昭和2年)4月10日に竣工、レイ大司教により献堂式が行なわれました。新聖堂は、レイ大司教のお望みでギリシァ建築パルテノン型の木造モルタルが採用されました。
太平洋戦争によって焦土と化した東京にあって、明石町一帯は聖路加病院があった為、幸いにも戦火をまぬがれ、50余年の風雪に耐えて現在に至っています。